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エンジンについて
エンジンの問題については、大きく分けて2つになります。
ひとつは全くかからない、もうひとつはかかるが調子が悪いという事です。
☆ 全くかからない点では、先ずシリンダー内で爆発があるか無いかチェックして下さい
爆発が無い場合は「電気」 「燃料」 「圧縮」のいずれかに問題があります。
簡単な所から言うと、先ず「電気」です
これはプラグをはずし、火花が飛んでいるか確認して下さい、火花が飛んでいても小さい、弱い場合はプラグを
交換することを勧めます。
火花が飛んでいない場合はプラグ→ プラグコード→ ディスビと点火の発生する元の方へチェックを進めてください。
最終的にはコンピューターに行着きます。
☆ 次に燃料ですが、先ずキーをONにすると燃料ポンプの音がするはずです、この音がしない場合はポンプが
作動していないので当然、燃料を送っていません。
原因としては、ポンプそのものの故障、コードの断線等が考えられます、またポンプが作動していても必要な燃料が
ない場合もあるのでこれも要チェックです。
燃料も火花同様、順序を追ってチェックしています。
ポンプ→ ライン→ フィルターの詰まり→ インジェクションの作動、詰まりという具合でチェックを進めていきます。
☆ 最後に「圧縮」ですが、これはほぼ問題ないと思います。
エンジンが焼き付いた、もしくはピストンに穴が空いた等、大きな問題のない限り「圧縮」はしています。
いずれのチェックも作業が進むにつれ、工具、テスター、データーが必要となってきます。
☆ かかるが調子悪いという症状の原因については、多くありすぎるので簡単なものだけここに書くことにします。
先ず、各種センサー類の故障が考えられます。
エンジンの調子が悪い時、「チェックエンジン」の警告灯が点灯した場合、センサー類に問題があると考えてください。
これについてはテスターがないと確認できないので、おそらく個人レベルでは原因の追求ができないと思われます。
「チェックエンジン」の警告灯が点灯しても問題なく走行する場合もありますが、センサー類が異常な信号を送って
いることには違いないので、早めに点検を勧めます、後々には大きなトラブルになる事もあります。
☆ 次に全くかからないという点でもお教えした「点火系」と「燃料系」が考えられます。
チェックの項目については、全くかからない時とほぼ同じ事をしていけばよいと思います。
他には、「吸気系」の問題が考えられます。
これはエアークリーナーの汚れ、もしくはスロットルバルブの異常作動が考えられます。
エアークリーナーについては清掃、交換を、スロットルバルブについてはオーバーホールを勧めます。
☆ 最後にエンジン本体に問題がある場合です。
これも全くかからない同様、先ず「圧縮圧力」は正常にあるかが重要です。
そしてエンジン本体からの異常音がないかチェックしてください、音がしていた場合エンジンに大きなダメージが
あると思ってほぼ間違いありません。
だましだまし乗っていても状況は悪化する一方なので、いずれにしても早めの修理、調整等が必要となってきます。
オーバーヒートについて
☆ オーバーヒートの原因については、冷却水の不足、サーモスタットの故障、ラジエターコア内部の詰まり等が考えられます。
冷却水が不足している場合はサブタンクに水を補給してください。
サブタンクの中に全く冷却水が入っていない場合はラジエターコアの上部より給水する事になりますが、その際、水温が
上昇しているようであれば、水温が下がってから給水するようにして下さい。
また、給水してもすぐに水が減るようであればホース、コア、エンジンの冷却水路等から漏れも考えられます。
サーモスタットの故障については3つのパターンがあります。
ひとつは閉じたままの固着、2つめは開いたままの固着、3つめは半開の状態での固着があります。
閉じたままの固着の場合、かなり顕著な状態でオーバーヒートが発生します。
また逆に開いた状態での固着は、真冬に水温が適温まで上昇しないトラブルが発生します。
半開状態での固着は、オーバーヒートはしないが過酷な条件で走行を続けると水温が適温以上に上昇します。
いずれにしてもサーモスタットは交換しなくてはなりません。
また走行中、水温が上がり気味ならばサーモスタットの設定温度の低めのものに変えたほうが良いと思います。
コアの清掃をするか、コアの交換をすれば問題は解決します。
それ以外の物理的な原因の場合、ウォーターポンプの故障、ラジエターの破損等につきましてご連絡下さい。
TYP-SYCのエンジンオイル
☆ よくオーナーの方から、どのようなエンジンオイルを使用したほうがよいかという質問をいただきます。
TYP-SYCに関してはフル化学合成のものがよいでしょう、フル化学合成のものはカーボン状の生成物をオイル内に
含まないので、色が黒くなっていてもしっかりとした油膜を維持します。
また、過給機搭載のため鉱物油よりも
VISCOSITY
の高い、又、油流の良いフル化学合成を使用するようにして下さい。
☆ 冷気時、SYCのアイドリングが悪い
SYCのVIN#0~1522では、冷気時にアイドリングが悪いという報告が出ています。
これらはコンピュータープログラムのバグの存在のようです。 ただしSYC-TYPのエンジンはもともとアイドリングが悪いです。
( 一気筒当りのピストン/コンロット重量が重い為
)
エンジン/ラジエターの水がなくなる
☆ リザーブタンクの水が減っているが、どこで水が漏れているか解らない、ということがTYP/SYC
のオーナーの方から
よくききます。 チェック箇所として 1)
ラジエター/リザーバーのホースとその付根
2)
ラジエターのドレン 3)
ラジエターキャップの付根 4)
エンジンブロックの目くら等が考えられます。
一応、エンジンオイルレベルゲージを調べて、クーラントがエンジン内に入っていないことを確かめる事も重要です。
もし入っているようでしたらオイルが乳白色になる、この場合エンジンはダメになってしまいます。
オーバーホールの必要があります。
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