Rep. Journal, Apr 2004

Issued Mar 04, #2 Issue

またまたやって来た。何がやってきたかといえば、うるう年だ。ここ数十年過去に世界中でうるう年に何が起こったかを調べてみると、うるう年にはろくなことが起こってない。アメリカで木曜日夜、日本時間で、金曜日に台湾では、現職総統が選挙投票日をまじかにして狙撃されるという事件が起きた。2週間前にはヨーロッパの9−11ともいえる、連続列車爆破テロ事件がスペインで起き、スペインはイラクからの撤兵を言明した。世界情勢は混乱を極め。冷戦状態の時代よりよっぽど不安定だ。世界経済に目を向けると、これまた好景気に沸いている所はどこも無く。先進国はどこも不景気状態が続いて、なかなか泥沼から抜け出せないでいる。

ここアメリカでも不景気を極め、あちこちで中小企業・零細企業は倒産を余儀なくされている。日本はバブル崩壊後徐々に、景気が悪くなってきた感があったが、アメリカの景気の悪さは9−11後急激である。人々は高い住宅を買うことを余儀なくされ、ほとんどの収入は住宅ローンに消え、本来アメリカ人が人生の楽しみとばかりに使いまくっていたお金を使わなくなったのが、原因にあるようだ。

ただうるう年には、それだけとは言いつかない何かが大きく関係しているようだ。ざっと何がうるう年に世界を揺らがすようなことが起きたかというと:

2000年:共和党ブッシュJr当選、ロシア、プーチン大統領に就任、金大中、韓国大統領が北朝鮮訪問、イエメンでアメリカ海軍イージス艦コールに爆弾テロ。

1996年:クリントン大統領再選、チェチェン、コロンボ、ロンドン、エルサレムなどでテロ発生、フランス・中国が核駆け込み実験、ペルーで日本大使館占拠事件発生、韓国に北朝鮮の潜水艦侵入。

1992年:クリントン大統領当選、ユーゴ内戦泥沼化、中韓国交樹立、国連でリビアに制裁決議。

1988年:ブッシュ大統領当選、 大韓航空機テロ、イラン旅客機米海軍に撃墜される、パンナム機スコットランド上空で墜落

1984年:レーガン大統領再選、インドのガンジー首相暗殺、LAオリンピックゲーム共産国不参加 などなど

ひとつ二つこれ等を見ていただけで気がつくことがある、それはうるう年は、オリンピックの年であることと、世界各地で大統領選挙が行われてきたということだ。冷戦時代はアメリカ大統領選ということで、東側はアメリカが積極的に動けないのを踏まえて同じ年には、東西が影からバックアップする紛争が世界中で起こっていた。しかし冷戦構造崩壊後からは大国が小国を影からバックアップし、体制を崩壊させるパターンは無くなり、最近ではイスラム原理主義やら地域のテロ集団が活発化してきたということだ。これはやはり東西のパワーによるバランス構造が崩れたことが原因で、経済に目を向けても、旧共産圏の人材が資本主義圏に大量に流れてきたことが、やはり大きく影響していることは間違いない。

今年はうるう年、アテネでのオリンピックゲーム開催の年、そしてアメリカでは真っ向勝負の大統領選の年である。すでにロシアでは、プーチン大統領が再選を果たし、スペインでは欧州主義よりの首相が選ばれた。台湾では、アメリカ時間の今夜から総統選挙が始まる。韓国では大統領が罷免されそうな事態になっている。やはりうるう年はただの年ではなさそうだ。

おわり

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