Veronica Guerin

今回はVeronica Guerin

90年代終わり頃のアイルランド・ダブリン。女性ジャーナリスト、ヴェロニカ・ゲリンはアイルランドの麻薬王達を糾弾する記事を書こうとしていた。しかし、事体が明るみに出ることを恐れた、麻薬王達はヴェロニカに様々な嫌がらせを始める。本人だけでなく子供や夫までにも危害を加えようとする彼らに屈するか、それともジャーナリストとしての本分を全うすか...

アイルランドの女性ジャーナリストの半生を実話を元に映画化している。ストーリ前半は展開がスローだが、後半からヴェロニカ本人が狙われて、アップテンポになる。いつもアイルランドのストーリを元にした映画を見ると思うのだが、どうしていつもスクリーンが暗いのだろう?イギリスやアイルランドは年中薄暗いのでそうなっているのだろうか?

ところでこのヴェロニカは96年に殺害されたのだが、いまでもワシントンポストやニューヨークタイムズに彼女の記事が出ていたのをはっきり覚えている。比較してもしょうがないのだが、日本のジャーナリストの質と比べてしまう。以前、タクシー内で、酒に酔っ払ってドライバーに暴行し、俺は松平だ!と開き直ったバカアホキャスターなど日本にはジャーナリズムにあまりにも質を欠く”いわゆるキャスター、ジャーナリスト”が多すぎるのに、欧米のジャーナリストは信念を持った人が多い。数年前に映画にもなった、”Insider"でアルパチーノが演じたProducerも自分の信念を曲げなかったし、自分なりの責任も取った。日本にもし命を落とさないまでも、信念を曲げずにジャーナリズムを全うする人がいるならば、何十年後に日本でも映画が出来るはず...

Veronica Guerinの評価は5段階で