2005 LA car show

今年のLAカーショーは例年よりも、環境に重点を置いた車両が目立った。これは年々環境に対する法規制が厳しくなる一方、原油が年々高くなり、消費者が現実の問題としてとらえるようになってきたことが大きいだろう。ここカリフォルニアでもレギュラーガソリンが去年では1ガロン2ドル50セントを上回るなど、化石燃料の消費に対する問題をヒシヒシと現実問題化としてとらえてきた。またハイブリッドなど日本車の基本技術を使った環境車両もカリフォルニアのHighwayでも多く見られるようになった。カリフォルニア州議会ではこれら環境車両がHOVレーン(2人以上車に乗っていると走っていい車線)で仮に1人でもレーン使用を認める法制度も検討中だ。

  

今年は例年にはなく去年の年末から雨が多く、ホリデーでも遠くに行かなかった人が多かったのか、いつもより人が多いようだった。

さて今年はどんな車達が我々を向かい入れてくれるのだろうか?

今年は写真の量が多いのでブロードバンドじゃない人はちょっとつらいかも...

まずはGM系メーカーから。2005年をGMではアメリカン・レヴォルーションのとしてしている。様々な車両をモデルチェンジし、ラインナップ一新を図ろうとしている。それだけにTVコマーシャルなど多数展開中で、このショーでも一番の目新しさがあった。

まずはハマーの水素エンジンモデル。エンジンルームが見えなかったのが残念だ。

 

 

LAの街ではやたらと見かけるハマーだがこれは次期モデルH3。先代ハマーも今でも人気が高い。

ポンティアックG6と新型RV。リアはレクサスーソアラにそっくり。エンジンは先代コルベットの物を使用V8で350馬力を出す。RVはポンティアックとしてはじめて挑戦する。これまたリアーはボルボかトヨタそっくり。やはりRVで相当の売り上げを上げている日本車のデザインを取り入れているのか?

 

 

GM系メーカーではアクセサリーを更に拡充。ショーでもホイールやカーボンパーツなどが展示してあった。

GMのエンジン群 普段では見れないカットアウェーモデルもあった。

アメリカでは商用車も結構人気がある。働く車は子供達にも人気。

 

 

ニューインパラとモンテカルロ エンジンはやはりコルベットの物を使用

今回、話題の車両のひとつHHR。これはSSRのプラットフォームを使っているがこっちはRV。SSRと違って実用性がありそうなので売れることは間違いないだろう。なんとなく前面はダッジっぽいが、デザイナーがPTクルーザーなどをデザインした人で、なんとなくグリル周りやヘッドランプの置き方は似ている。

ニューコルベット。 よりパワフルだが全体的に小さくなった。テールライトも伝統のマルに戻った。内装はより日本車のように。

めずらしいニューコルベットのシャーシーモデル!! 残念ながらこれはノーマルのシャーシー。ZR6モデルはスチールのかわりにアルミを使用!!

SSRとニューモデルのコンセプト(なまえ、忘れた!)期待に反して売れなかったSSRだがHHRの発売で多少はぶり返すかも。このニューコンセプトだが、レトロだがリアーなどはモダーンでこれまた発売すれば売れること間違いなし。

 

 

シェビーコバルトとアイオン エンジンは2.4Lのスーパーチャージャー 

これはスズキ。北米ではスズキの自動車は非常にマイナーだ。しかし最近、韓国のキアと提携で生産された自動車が北米で販売されようとしている。値段も破格値なら中国車にも負けないだろう。 価格はスタートで13,000ドルから。

とうとうサーブもRVを生産する。これはニューモデルの97Xでボルボに対抗して作られたモデル。

 

 

これはトヨタのコンセプトトラックFTX タンドラの後継モデルのようだ。

サイオンXBの障害者用モデル。サイオンは若者向けのトヨタブランドだが障害者モデルも販売をするようだ。運転席は後ろ向きに45度回転し車椅子から乗り換えるという。

トヨタ系はサイオンなどに人気が集中 

 

 

タコマ・ピックアップトラック タコマはモータートレンド・カーオブザイヤーを受賞している となりはレクサスのコンセプトモデルLFS ミラーの類は一切なく、すべてCCDカメラを使用。ミラーが無い車は見た目が変だ!

VW/AUDIグループはこのLAでヨーロッパより早くニューモデルを一般公開したものが多数あった。Aシリーズやジェッタはアウディーグループではヨーロッパより北米の方が売れているので、こちらでニューモデルを紹介することになったのだろう。しかし前面がクロームグリルがニューモデルの流行のようだ。

 

 

BMWグループではミニジョンクーパー・ワークスモデルを紹介 日本では去年投入されたモデル。

これまた珍しい、ミニホワイトボディー これはコンバーチブルモデル用のようだ。

 

 

自動車メーカーでバイクを展示していたのはこのBMWとホンダだけだった。隣はコンセプトのH2R 水素を燃料としている。あまり注目は集まっていなかったが、このエンジンは次期またはその次の7シリーズに投入される予定だという。環境にうるさいカリフォルニアにはぴったりだ。

これはヒュンダイの電気自動車 ベースはサンタフェで床下に燃料電池を搭載している。

 

 

今年は見るところのなかったスバルだが、WRX体験ブースを設置。モニターを見ながらWRXを体験できる。子供達より大人の行列が目立った。

デザインがこうなると売り上げが、がた落ちになる典型。三菱は去年北米で40%近く売り上げを落とした。日本車メーカーは軒並み10%台の増益をしているが、このデザインでは売り上げは見込めないだろう。三菱ではとうとう年明けから0%金利で販売に力を入れている。ランサーには結構若者が集まっていた。右はコンセプトスポーツトラック。次期パジェロに近い物になるのだろうか? 形状はスポーツピックアップ!

ホンダグループはアキュラニューRLを紹介。日本ではレジェンドで販売中だ。あまり人が集まっていなかったが、日本では注目の車両だ。ホンダではアコード・シビックのハイブリッドモデルも紹介、人が沢山集まっていた。やはり誰もが乗っているホンダならではで、現実味がある上での集客力だろう。上のトラックはコンセプトモデル。

 

 

ことしあまり見るところの無かったダイムラークライスラーだが、そのなかで注目はコンセプトのME412とJeepレスキューだ。これらのコンセプトはコンセプトの中でもより完成車両に近い形になっている。特にジープはデザインがなんとなくハマーに似ていて、販売されれば結構売れそうだ。下・真ん中はダコタトラック。前面がやはりクローム。

これはコンセプトモデルのようだがVenturiのニューモデル Fetish。ただ現実味の無いデザインで見に来ている人達にはあまり人気は無い。しかし後でわかったのだがこのVenturi・Fetish 電気式で最高時速約180キロ、一回の充電で250キロほど走れるというのだ。見逃した!!

 

 

ことし日産はこのニューパスファインダーのみがニューモデルとして展示されていた。これも前面はクローム!

Volvoは今年も元気だ。V50にV50ワゴンとニューモデルを投入

あの保守的なスタイルはどこへ行ってしまったのだろうか?

LEGOでつくられたXC90 ちゃんとライトも付きます

 

 

ランドローバーLH。 Boxyなスタイルに角ばったバンパーをつけるとまるでサイオンXb。

マツダは続々とニューモデルを投入。日本名アセラはこっちでも人気が出そうだ。右上のM6はワークスチューンバージョンで、直4で274HPを叩き出す、しかもNAでだ!

Fordは、ハイブリッド・エスケープを前面に出して環境をアンピール

エスケープ・ハイブリッドの作りは非常によく、すぐにでも販売できそうだ。

これはニューマスタングのGTコンバーチブルモデル。一般初公開はデトロイトではなくここLAがはじめて。エンジンルームは...アメリカンだ。ただ最近テレビでも多くコマーシャルが流され、特に女性の受けがいいという。テレビコマーシャルにはブルック・シールズを採用。

 

 

恐らく公開されていた車達のなかで一番人垣が出来ていたのがこのフォードGT。発表は去年だが、人に知れ渡るのに時間がかかったのかもしれない。しかしロープロファイルで非常にかっこういい。

これはにゅーBoxster。 フルモデルチェンジというよりマイナーチェンジに近い感じ。

車の展示にひけを取らないくらいの人気はサテライトラジオの実演。XM/シリウスなど各メーカーが車搭載モデルだけではなく携帯・ホームユースなど様々なモデルを紹介していた。

最後にホールに飾られていたコンセプトカー達のデザイン画 各メーカたちは様々なコンセプトデザインを発表 中には空飛ぶ・メルセデスも

2005年度LAカーショー

おわり

 

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