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写真は例年通リ多いので、Xが出てもリロードすれば、ちゃんと出ます。
第101回ロサンジェルスオートショー
前回までのショーは年度別であったが、今回からは回数別となった。それは、以前は新年早々にショーが公開されていたのが、去年、第100回のショーより、年末に行われることなったこと で、年度別だと混乱をするので、それを避けるのに由来しているようだ。前回が記念なる100回、今年が101回である。
去年同様ガソリン価格は上げ止まったままだ。ロサンジェルスエリアの2007年11月後半平均ガソリン価格は、ガロンあたり大体$3.50である。 為替相場は大体Y110円ー$1.00 このガソリン価格の傾向は価格が上がることはあっても、下がることは決して無いだろうと誰もが認識できる世界状況となっている。 自分でも、すでに数年前からガソリン価格については、ぼやいていると思うが、この傾向も変わらないだろう、というか、ますますぼやくと思う。
今年のショーは全体的に規模が小さくなったようで、各メーカーはハイブリッドなど次世代の車両の展示で躍起になっていた。また別の言い方をすれば、業界のトレンドは明らかに次世代の燃料を使ったプラットフォームに移行しており、財力や開発力のメーカー間での差を今まで以上に感じさせる展示となっていた。あるメーカーでは相変わらず大型車を展示し、あるメーカーは、次世代車を持たず、またあるメーカーは全車種に次世代車両を投入する意気込みがにじみ出ていた。
いつもの通リ、外ではVWが、そして入り口ではGMの広告が出ている。GMはハイブリッド・タホ
以外にも今回一番目を引いた車両が多かったのはGMである。以前までのショーでの展開を大幅に刷新。以前のトヨタのスペースを使い、小型車・ハイブリッド・次世代燃料車両を前面に出し、これがGMかと思わせる内容になっている。以前までならピックアップトラックがフロアーを占拠していたが、今回はアメ車どころか、 コンパクトカーの展示ではトヨタを上回る展示の内容であった。
また大変興味深かったのは、GMでは、トヨタのようにハイブリッドのみではなく、現在開発・研究が行われている、燃料電池・水素・電器・エタノールとほとんどすべてが展示されていた。また大型車両の展示でも、今までは単なるガソリン車であったが、今回はエタノール・フレックス燃料・ハイブリッドなど、実用度が非常に高いものばかりで、これでは日本勢はうかうかしていられないと状況であった。GM以外のメーカーでも、ハイブリッド等の展示はあったが、今回のGMの展示は他を完全に圧倒。アメリカでの車メーカーはGMしか生き残れないかも知れないと思わせるぐらいであった。
テレヴィで言われているようなGMの没落は、彼らの自動車・技術には当てはまっていない。自動車製造以外での問題でそうなっている(社会保障・メディケアー・退職金)つまり、労使とのそれらの問題が解決すれば、GMは相当強いだろう。
キャデラックにもハイブリッド。残念ながらサーブの車両には変化が何も無かった。そろそろハイブリッドは必要だろう。
赤十字仕様ハマーとサターン・アストラ(オペル・アストラ)
デナリ・ハイブリッド
シェヴィーでは、Aveoが真正面に,直4エンジンで日本車を追撃の予定。生産は韓国のデーウー
コメディアン・ジェイレノのスーパーコルヴェット
ほとんど人は見ていなかったが、GMで最も興味深かった車両達。近いうちにデヴューする予定。デザインもさることながら、低排気量と日本車もうかうかしていられない。なんとなくGMbyホンダといった感じ
リアーハングもほとんど無いことから、パラレル駐車は楽のようだ。
大陸横断燃料電池車両プロジェクトカー
燃料電池プロジェクトなのに石油メーカーのBPも参加
GMでは、ハイブリッドから水素・電気・エタノール、そしてモータートレンド賞受賞と何でもあることを強調
エタノール燃料OKのフレックス燃料車両
GMのブースではこの通リ、大型車を探すのが大変なぐらい、コンパクトカーを前面に出していた。
フォードグループは全く冴えなかった。新型ハイブリッドの車両1つと(マーキュリー・マリナーと同モデル)と新型のエスケープの展示
ただ新しいモデルでは、マイクロソフトと開発した、音声による電話・音楽等のコントロールが出来るモデルが登場
ヴォルヴォの電気車両(全く動かないようです)
クライスラーも全く冴えない。新型のハイブリッド・アスペンとヂュランゴの展示ぐらいが目を引いた。やはりサーヴェラスの影響は大きいようで、展示そのものでも、あちらこちらにコストカットが見えた。
リーアー駆動ハイブリッド・トランスミッションの展示。でももしトランスミッションからスリップ等を起こしたら、修理は半端じゃなく大変そうだ。それとも、丸ごと交換なのだろうか?
BMW−MINIは新型のクラブマンを展示 BMWではいつものように水素エンジン車両を展示しているが、今年は無かった。やっぱりやめちゃったのだろうか?
北米では新たな投入になる1シリーズ
スバルもぱっとしない。レガシー・アウトバックなどハイブリッドの登場も期待されたが、今年はインプレッサWRX−STIのみが目を引いた
トライベッカは、イメージの悪かった前モデルからデザインを一新。でも売りたいなら、ハイブリッドは絶対に必要です。
欧州や日本でおなじみにスマートも、紆余曲折の中、ようやくアメリカでの販売にこぎつけたようだ。ただ価格、販売時期が明らかにされていなかったことから、販売網等、どうするのか、ほとんど何も決まっていなかもしれない。やはりダイムラーとクライスラーの件で宙ぶらりんになったのだろうか?
ヒュンデイは目を引く車両は無かったが、ジェネシスというトヨタで言うレクサスのような後輪駆動モデルを主体とした車両を販売するブランドを立ち上げると言う。展示してあるはずだったが、見つけられなかった。というより、どれも同じようなモデルばかり展示してあった、見つけられなかった。
ジェネシスクーペのコンセプトモデル。ホンダとトヨタを合わせた感じ。
三菱は新型のランサーを展示。思ったのが、最近の車両は、口を大きく開けたようなデザインが多いのに気がついた。ランサーやアウディーもそうだ。新たな自動車業界のデザイン上のトレンドなのだろうか?
展示ブースではランサーはあまり目立った存在ではなかったが、高速道路上で後ろから迫ってくれば、迫力がありそうだ。
アウディー・VWは、新型のテクノロジーを多く展示。ブース全体を白にするなど、クリーンなイメージが目立った。
燃料セル・ヂュアルクラッチ・新型ディーゼルエンジン・新触媒
日産はなんといっても目玉はGTRのアメリカ初登場だろう。実際にそばで見ると結構迫力もあり、今回のショーでは人だかりの多さは、唯一だったかもしれない。
ちゃんと左ハンドル。今までの直6だと、配管・ステアリングコラムの配置上、左ハンドルの設定は無理だった。しかしエンジンをV型としたことで、エンジンルーム内のレイアウトの自由度が上がった、
恐らく販売数は、実際に販売されれば、アメリカが日本より圧倒的に多いかもしれない。一時はアメリカではインフィニティブランド下で販売する予定だったと聞くが、やはり世界的に日産ブランドを高める為、日産のバッジをつけることにしたのだろうか。
GTRのブレーキは、超大型だ。しかしブレーキキャリパーの形状から、ホイール設定自由度は難しそうだ。ドアーはキィーレス
いぶし銀がかっこいいです。欧州での販売も考えているのでしょうか?リアーナンバーに欧州ナンバー用のスペース設定がなされています。
インフィニティーではG37を公開。スポーツセダンでは最高の仕上がりになっている。
トヨタ・レクサスでは特に目立ったものが無かった。恐らくアメリカメーカーにかなり配慮した結果なのであろう。しかし興味深かったのが、車両の展示よりも、見に来ている人々で、彼らはほとんどトヨタの車両を買う直前と言った感じで、最終チェックをしているような感じだった。また若い世代の人ではなく、50歳以降の人々が多かったのも興味深い。
さすが財力があるからだろう、車両の多くは、ぶった切り車両の連続。ほかのメーカーはエンジンやトランスミッションだけの展示である。
ホンダは例年よりブースサイズが小さくなった。注目は燃料電池車両。以前もインサイトという燃料電池車両があっただけに、今回のは、さらに完成・実用度が高そうだ。
家庭・天然ガス車両・システムのフィルも例年通リ展示(左)
詳しい説明は無かったが、この燃料電池車両には、この充電システムが必要なのだろうか?
今回も終わりは、コンセプトデザイン。 今年のテーマは2057年だそうだ。その頃を想像した、車両や環境のデザインである。
最後に余談をひとつ。LAダウンタウンエリアは今でも住宅用の高層ビルの建設が続いている。超高層ビル群の間からクレーンたちがいくつか見える。しかしアメリカでの住宅バブルは崩れ、これらのコンドミニアムも相当数売れ残っていると聞く。アメリカでの住宅版バブルの崩壊の影響はこれからである。
来年はどんな年になるのでしょうか?では来年またお会いしましょう。
おわり