世界の自動車ナンバー トリヴィア (北米がメインです)

世界中には日本では考えられないような奇抜なデザインや形をしたナンバー、そして様々な歴史背景を背負ったナンバーたち。ここではそれらのナンバーについて紹介しています。

 

歴史

カナダ・ケベック州

 ケベック州で登録される車のナンバープレートに仏語で”Je me souviens ”(私は忘れない)と書かれていますが、この言葉の由来について定説は判っていません。しかし現在最も真実に近いとされているのが、かつての仏植民地時代の、豊かで文化的な生活を想い、英国の支配に屈しなかった祖先を忘れまいとの解釈です。1883年にケベックの紋章に初めてこの文句が記され、1920年には州議事堂の曼陀羅図のような天井画”Je me souviens ”が製作されました。ナンバー・プレートになったのは1978年のことです。ケベックの人々の辿った400年余の歴史と執念を思わせる言葉です。

しかし由来の詳細ははっきりしませんが、幾つかある説には、私は忘れない、イギリスの屈辱を受けたことを...というものや、私は忘れない、バラの元に生まれ、ゆりの元に育ったことを...というのがあります。 前者のバラは当然イギリスのことで、ゆりはフランスを指します。 最近では、私は忘れない、連邦政府が独立の邪魔をしていることを、など政治事情を反映した言葉や自分に都合の良い言葉を並べられるナンバーは地元でも好評のようです。

 

アメリカ・フロリダ・テキサス州

フロリダ・テキサス共に共通しているのが、宇宙開発の地であるということです。フロリダには歴代のスペースシャトルを打ち上げてきた、ケープ・カナベラル。そしてテキサスにはNASAのコントロールセンターでおなじみのヒューストンがあります。 しかし宇宙開発の壮大さの裏には事故も多数、しかしこれらの州ではパイロット・科学者を悼んで記念ナンバーが発行されています。テキサスナンバーの7つの星はスペースシャトル・コロンビア号に同乗して殉職した人たちを表しています。

アメリカ・ニュージャージー州

太平洋戦争で米海軍・戦艦ニュージャージーは大活躍。当時の米海軍・戦艦の多くはアメリカの州の名前から選ばれました。戦艦の絵をナンバープレートに入れたのはこのニュージャージー州がはじめて。当時の乗組員・子孫が優先的にナンバーの交付が得られるそうです。

 

カナダ・プリンスエドワード島

赤毛のアンことグリーン・ゲーブルスが描かれたナンバープレート。赤毛のアンの舞台であるプリンスエドワード島ではナンバープレートに赤毛のアンの家と本人をナンバーに描いています。実際赤毛のアンの舞台はプリンスエドワード島ということは多くの人は知らないので、きっと島の良い宣伝になるかも知れません。

  

  

アメリカ各州

アメリカの各州で発行されている歴史物のナンバーの中には必ずと言っていいほど、戦傷メダル授与者や真珠湾サヴァイヴァー、湾岸戦争負傷者などの戦争に関連したナンバーがある。これらは実際にアメリカ連邦議会から戦傷メダルを授与された戦士のみに州が発行できる特別ナンバーで、真珠湾プレートや湾岸戦争プレートなどをつけた車は、駐車違反・スピード違反の取締りの対象にならないようだ。実際にもし警察官が、連邦戦傷メダルナンバーを装着した車を運転している老人を取り締まっても、注意はするが決して切符を切るようなことは無い。国の為に戦い負傷した元戦士に駐車違反の切符は感情的にも警察官は切りにくいだろう。

  

アメリカ各州

最近ではサマーオリンピック2回、冬季オリンピック2回を開催したアメリカでは、オリンピック記念ナンバーも発行されています。とくに84年のロサンジェルス、96年のアトランタ、そして02年のソルトレークと記憶にあると思います。これらの州ではオリンピックの開催に合わせ、特別に記念ナンバーの交付をしました。また他の州でも、オリンピック記念の特別ナンバーを発行したところも多いようです。

 

政治

  

アメリカ・ワシントンDC・コロンビア特別区

ワシントンDCはアメリカの首都ですので、当然政治がらみにナンバーが多いのです。大統領の就任の際は、就任式で使われる車両用の特別ナンバーが発行されます。これらは歴代大統領の就任式で実際に使われた車両のもので歴史的価値が非常に高いと言えます。またDCでは連邦政府に属していますが、上院・下院議員が唯一存在しない特別な存在の都市でもあります。英語で言う、Distric of ColumbiaがDCの由来で、正式にはコロンビア特別区です。特別区なので、国会にあたる連邦議会にはこれら議員が存在しません。

そのDCでは皮肉をこめてか”代表なくして課税無し”というスローガンをナンバーに書き込んだものも存在します。このナンバーはDC公用車用のもので、連邦政府のお膝元でこのナンバーは非常に強烈なインパクトを与えそうです。 またこのナンバーは2002年のクリントン政権時に誕生したのですが、ブッシュ政権に変わり、連邦政府がこのナンバーの発行を止めるよう圧力を掛け、現在は発行していません。発行枚数が非常に少なく貴重なナンバーと言えるでしょう。

 

農作物

   

アメリカ各州

アメリカの多くの農作物で有名な州では果物や野菜をナンバーのデザインに使っているところもあります。アメリカではフロリダと聞けば誰もが想像するオレンジジュース、実際にナンバープレートにはオレンジが描かれています。ジョージアは桃が有名。そして日本人も聞いたことのあるIdahoはジャガイモで有名。ナンバーにはジャガイモ料理の一つベークド・ポテトが 、そしてカンザスでは州の農作物で有名な小麦が描かれています。

これら農作物がデザインになっているナンバーは、発行枚数に制限のあるものもあるようで希少価値が高いものもあります。

 

動物

  

   

アメリカ各州

おそらくアメリカの各州でもっとも多く発行されているナンバーの一つは動物に関わるものではないのでしょうか。宗教やバックグラウンドに影響を受けにくい動物ナンバーは多民族・多人種・多宗教のアメリカならではのものでしょう。また最近の動物愛護ブームにもあやかっているようです。イリノイでは北米産のカーディナル、ヴァージニアではチェサピーク湾にちなんだカニと貝、メインは有名なロブスター、競馬で有名なケンタッキーは馬など、州で有名な動物や州の動物・植物が多いようです。

 

国旗

 

アメリカ・ヴァージニア州 カナダ・オンタリオ州

911テロ以降、アメリカでは国威高揚を狙ったナンバーが幾つか出てきています。911テロ直後、アメリカに生活する多くの人が小さなアメリカの国旗のシールやリボンを車に貼りました。テロから数ヶ月間は自動車パーツストアーでは車に貼ったり・つけたりするアメリカの国旗がバカ売れ。多くの州では実際にナンバーに国旗を入れることを考えたそうです。しかし実際にナンバーに国旗を入れると、弊害も多いことがわかり、結局アメリカではヴァージニア州の他、幾つかの州で発行されただけのようです。

カナダではアメリカと隣り合わせの立地条件、そしてアメリカ人とカナダ人の人種的背景・歴史的共通点が多いことから、意図的に”カナダ”と言うことを強調してきました。最近ではアメリカでのカラフルなナンバープレートの発行に刺激を受け、カナダ人のプライドをくすぐるべくカナダ国旗がナンバープレートのデザインに入れられたものが出てきました。しかしアメリカと同様で、発行枚数は意外と少ないようで、一度発行されたナンバーを返納しない人が多く希少価値が非常に高いです。

 

特殊形状

 

カナダ・ノースウェスト準州

カナダのノースウェスト準州では州に昇格できるほどの人口もなく、農業・産業はこれと言ってない。特に冬場のマイナス30度を超える極地のせいか、訪れる人も少ない。しかし自動車のナンバーにおいては世界に類を見ない形状である。そのほとんどの形状が、横長・四角といった決まった形状に対し、このノースウェスト準州のプレートは、なんと熊の形をしている。ノースウェスト準州で唯一有名なものはオーロラと北極クマであるからであろう。オーロラをナンバーのデザインにという声は実際に多くあったらしいが、その形状・色合いを出すのは難しいので、結局白くまナンバーに決定された。この形状は世界中のナンバープレート収集家を間違いなく虜にする形状である。色は青・白の他に何色かあるようだが、その枚数の少なさから確認することは難しい。

 

WWW...

  

アメリカ各州

90年代後半から続いたインターネット・ITブーム。アメリカでは多くのIT世界企業が生まれました。これらは地元に雇用・税収という大きな貢献をしたのです。21世紀に入るとITをフルに活用した自治体も多く出現。州によっては州のポータルサイトを開設したところもありました。しかし多くの人は自分の住む州のポータルサイトのアドレスがわからず、役所には州のポータルサイトのアドレスはどこなのか?や、もっとアドレスをわかりやすいようにせよ、と言う依頼・苦情が殺到。結果多くの州では毎日必ずと言っていいほど運転する車のナンバーにアドレスを入れてしまおう、と言うことになり多くの州でアドレス入りナンバーが発行されました。

ただ住民の苦情の多さにもかかわらず、実際発行してみるとそのナンバーの交付を望む人が意外と少なかったようで、多くの人は、州の宣伝をタダしてやっているいるようで嫌なそうです。新ナンバー交付料は現行ナンバーと多くが同じで、州のアドレスを自動車に乗ることによって宣伝できるので、交付料を下げるべきだと言う依頼・苦情が新たに発生しているようです。

 

風景

   

  

アメリカ各州

アメリカで一番発行枚数が多いのが風景を模したナンバープレート。州の有名な景勝地や国定公園などが描かれています。ヴァージニア州ではシャナンドーの紅葉、ミネソタ州では湖が、オレゴンではオレゴン杉、コネティカット州では灯台、コロラド州ではロッキー山脈、アリゾナ州ではグランドキャにオン、そしてネヴァダ州ではカジノが描かれています。しかし州の現行ナンバーとして採用されている風景もあれば、特別に作られたナンバーも多く、発行枚数の少ないナンバーは特に目にすることが少なく、人気が高いです。

 

大学・教育機関

   

アメリカ各州

アメリカの各州では教育機関向けに発行されたナンバーもある。大概が州立大学の名前が入ったものだが、なかにはその州の大学の有名なバスケットボール・フットボールのチームの名前の入った物もある。教育機関向けのナンバーだが、その機関に属さなくても別途で交付は可能な州が多い。交付料金は現行ナンバーより割高だが、その交付金の一部は教育機関の支援金に回される。バスケットやフットボールのアメリカ大学対抗試合で優勝したチームのものは非常に人気がありよく盗難被害が出るようだ。

ただ有名な州立大学・スポーツチームのナンバーをつけた車が、州外のライバル校のそばを通ると、どこからともなく、タマゴや缶・ビンが飛んでくることもあるらしい。テリトリー内では良いが、意外と弊害も多いナンバーである。

 

日本式

大韓民国

世界中のナンバープレートで、省庁の陸運局事務所管轄によってナンバーを発行しているのは、日本と韓国だけです。韓国の行政体系は日本のものを模したと言われています。それは近代の国の成り立ちが日本によって進められた為、日本の敗戦後そして大韓民国独立後も、国家行政体系が日本とほぼ同じく形態で機能しました。ナンバーは日本と同じように、陸運事務所の所在地、ナンバー、そしてハングルでのあ・い・う・え・お...そしてナンバーが続きます。しかし最近ではより欧州型横長のナンバーに変更するようです。

 

メキシコ

  

メキシコのナンバーと聞いて、皆さんはどんなナンバーを思い浮かべるのでしょうか?以外にもメキシコのナンバーは、アメリカのナンバーよりも原価は高いのです。それはアメリカのものに比べ、よりカラフルで、バーコードやナンバープレートの数字や文字にはホログラムまでついているのです。何のために数字やナンバーにホログラムがついているのかははっきりしませんが、恐らく偽物のナンバーの流通を防ぐためだと思われます。サイズはアメリカや カナダのものと同じですが、プレートのデザインはメキシコらしいものばかりです。

 

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